
不動産売却では「できるだけ高く売る」と「できるだけ早く売る」のバランスが重要です。
仲介と買取のそれぞれのメリット・デメリットを確認し、 ご自身に合った売却方法を選べるようにまとめてみました。
仲介と買取の違い
仲介(買主探しのサポート)
- 不動産会社が販売・広告・内見・交渉を行い、一般消費者の買主へ売却
- 成約価格は市場相場価格に近づきやすい
- フリマで手数料を支払って相場価格で売却する感覚
買取(不動産会社が直接購入)
- おおたか不動産などの買取業者が即時に直接買い取り
- 内見・契約不適合責任の負担が原則不要
- 価格は市場の5〜7割が目安(リフォーム費用や再販費・リスク考慮)
- 車で言えば新車を購入するときの下取りの感覚
メリット・デメリット
| 項目 | 仲介 | 買取 |
|---|---|---|
| 価格 | 市場価格に近く高くなりやすい | 市場の5〜7割で早期確定 |
| 売却期間 | 買主次第。数週間〜数ヶ月 | 最短数日〜数週間で確定し現金化 |
| 手間 | 内見対応・価格交渉などの協議が必要 | 広告不要。内見や手続きは簡素 |
| 契約不適合責任 | 原則あり(状況により負担発生) | 原則なし(買取側でリフォーム再生・再販) |
| 向いているケース | 「できるだけ高く」売りたい/時間に余裕がある | 「とにかく早く」売りたい/相続・転勤・空き家・古家・県外居住など |
ケース別:おすすめの売却プラン
- 相続・空き家・古家付き土地・県外居住:買取 or 現況仲介(解体や残置物対応を含むプラン提案)
- 住み替え・転勤:買取(資金計画と引渡時期を優先)
- 時間に余裕があり高値で売却したい:仲介(販売手法により売却価格の最大化)
まずは「仲介いくら/買取いくら」を比較してみませんか?
おおたか不動産では、まずはラクラク簡易査定でおおよその仲介価格を算出し、その結果をもとに買取のご相談を承っています。買取価格は現地確認や条件調整を経てご提示いたします。
よくあるご質問
古家や残置物が多いのですが、そのまま売れますか?
可能です。現状での買取、または残置物やハウスクリーニングを含めた仲介でのご提案も可能です。解体・撤去費用を踏まえた複数案をお示しします。
契約不適合責任が不安です。
買取では原則免責、仲介では売却後に建物の不具合が見つかると、修繕や費用負担が生じることも。当社では内容・期間の調整が可能です。事前調査と説明でリスクの見える化を行います。
最終手取りはいくらになりますか?
諸費用・解体費などを含めた手取り試算書を作成します。仲介と買取の場合で比較可能です。
まとめ:後悔しないためには「両方を知ってから決める」

仲介も買取も「どちらが正解」というものではありません。
それぞれのメリット・デメリットを正しく理解し、自分の状況に合わせた選択をすることが大切です。
倉敷市での売却に詳しいおおたか不動産なら、あなたにとって最も有利な方法を丁寧にご提案いたします。
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【執筆者プロフィール】
有本 博一(ありもと ひろかず)
株式会社おおたか不動産 代表取締役
宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
倉敷市を拠点に37年以上の実績と経験を持つ不動産のプロフェッショナル。倉敷市内の土地、戸建て住宅、マンション、空き家などの不動産売買を専門として、長年の豊富な知識と経験で丁寧なサービスを提供しています。
お客さまの不動産売買に関する様々なお悩みをサポート致しますのでお気軽にご相談ください。

