倉敷市内で所有する不動産を貸すべきか?売るべきか?
倉敷市内の土地や一戸建て住宅、マンションの空き家を所有するお客さまより、
その不動産を貸すべきか?売りべきか?と
ご質問を受けることがあります。
貸したいと思っている方は賃貸として運用されればいいのですが、
貸すか、売るかお悩みの方にお答えしたいと思います。
その不動産の市況を知ることから
まずは、倉敷市内の所有する不動産市況を知ることが一番になります。
倉敷市内も地域により地価が高止まりしているところや、
逆に下落が進んでいるところもあり、
周辺の現在の不動産市況と今後の地価推移を確認してください。
地価については当社の「かんたん査定」から
メールアドレスなどの登録不要で
マンション・戸建て・土地の種別をタブで選んで
住所と面積や築年数などを入力すればらくらく30秒でその場でわかります。
将来の建物評価は築年数を変更すればどれだけ減価するか知ることもできますよ。
倉敷市内の場所により異なりますが、
一昔前は、不動産価格が時間と共に上昇していた時代では、
貸して賃料を得て、借り手がなくなった時に
売却することがスタンダードでした。
しかし、現在は倉敷市内でも地価の二極化がなお一層進行しており、
郊外を中心に価格の下落が進みまた、賃貸の空き家率も上昇傾向となっています。
不動産価格の相場は需要と供給のバランスで成り立っており、
今後も倉敷市内は高齢化と人口減から今ほどの需要は少くなり、
買い手が減少することから下落が改善することは見込めないと私は考えます。
築浅の住宅
建物は木造住宅の場合、減価償却資産の耐用年数は築22年で
それ以降の現価率は10%となります。
従って22年の間に一気に償却が進むため
少しでも高く売却しようとお考えでしたら、
一日でも早く販売に出すことがお客さまの大切な資産でもある
不動産評価を目減りさせない重要なポイントです。
倉敷市内の立地にもよりますが、
例えば築5年の家を15年間、家賃80,000円で貸した場合、
一度も空き家にならなかったとして1,440万円を得られますが、
建物の減価償却や固定資産税、賃料に対しての取得税、不動産譲渡の課税、入退去時の補修や日々の維持管理を考えると、
築年数が新しくきれいで建物の評価があるうちに売却した方が
明らかに手取りは多くなります。
見通せない将来の地価の下落や築年数が経つほど
評価以上に売却しにくくなるなることを考慮すると
早めの不動産売却がお得です。
先日も当社に倉敷市内で築40年の空き家が建った
不動産売却の依頼をいただきましたが、
建物が旧耐震基準であることや空き家の期間が長いことから
建物を解体して販売することとなりました。
お取引の結果、建物解体と家財・残置物処分費として約200万円、
境界確定費用が約20万円と仲介手数料などの諸費用を含めると
最終的には所有者さまの手取りは200万円を切りました。
市況も限定的な地区であり、
建物も使える状況になかったことが原因ですが、
10年まえに売却していれば地価もいまほど減少してなく、
建物が十分使用できれば建物解体費も不要で手取りも多かったと思います。
倉敷の不動産売買専門ショップおおたか不動産では、
相続などで空き家となった不動産や、家財処分、建物解体や
相続の登記などワンストップでご提案しておりますので
売却でお悩みや心配事などお気軽にご相談ください。